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2005年 07月 05日
合田雄一郎をはじめて知ったのは約十年前。
あの時は渋いミドルエイジだった彼も今は私より年下… 年月って恐ろしいですな。 てな感じでPDAが死に絶えた今また再び読書の季節がやって来たわけで、 本棚の本を半分以上も売り払い、なおかつ生き延びたのが ご存知高村薫のいわゆる警察小説の金字塔なる、雄一郎のシリーズ。 特に『マークスの山』 今回はこれの文庫版を読んでみたわ。 実は単行本は何度も読んだけど文庫は買ってから手をつけてなかった。 高村先生は文庫を出す時に大幅に加筆するので有名。 『わが手に拳銃を』なんか文庫化したら書名から変わったもんな。→『李欧』 あちらこちらに新たな(たぶん)雄一郎を見つけて、新鮮でした。 で、合田雄一郎ですが、今読んでみると存外に彼はお若いねんな。 マークスで初登場時にはしかしもうバツ一の独身わび住まいだけど。 青年の残り香とか書かれてるしな。 あの伝説のお風呂で毎日スニーカーを洗うシーンなんか 妙に脳裏に刻まれしまっていて、たまに、ふと思いだすの。 映画化されたこのマークスで雄一郎を演じたのは中井喜一でした。 レンタルで観たけど、中井もやっぱスニーカーを洗ってた。 現場の捜査でよれよれになる靴をましっろに洗うのが日課の刑事。 生きるって汚れるってことなのでしょうか。 まだまだ白くありたいという彼の若さの象徴なのかね。 今、映画化するとしたら誰がいるでしょう。 ……… 思いつかない。 さて次は『照柿』か? しかしあれはつらいの。私にとって。 『レディージョーカー』に行っとくかな。
by orangina-orangina
| 2005-07-05 22:27
| 思いつき
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